介護を行う場所として、特別養護老人ホームがあります。ここは、65歳以上で精神的・身体的に著しい障害があって、介護保険制度で介護の必要があると認定された人のみが利用可能な老人福祉施設です。名前は、略されることが多く、「特養」と呼ばれることもあります。特別養護老人ホームに入所している人の中は、認知症の高齢者や常に介護が必要とされる寝たきりの高齢者が多いようです。都市部では、まだまだ施設の数が少なく満室で入所待ちというのも珍しくありません。入所には、介護保険による介護福祉施設サービス費や食費・居住費などがかかってきます。居住費は、施設のユニットケアの導入があるかないかなどで変わってきます。また、入所はせずに受けることができる支援もたくさんあります。短期間利用することができる「ショートステイ」は、一時的に入所することができるもので、介護する家族の負担の軽減を図ったり、福祉の向上のために行われている事業です。原則は7日以内ですが、場合によってはそれ以上入所することも可能です。在宅介護を行っている高齢者の送迎もしてくれる日帰りのデイサービス事業もあります。これも家族の負担の軽減を目的につくられたもので、入浴や食事のサービスなどをはじめ健康チェック、リハビリなども行ってくれます。家にこもりがちで、なかなか周りと接することが少ない高齢者の友人・仲間つくりにもオススメです。その他、ホームケアなどの訪問介護やナイトケアなど夜間のみの入所など介護に関するサポートはたくさんあります。